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堀江しのぶが私に残してくれたもの…
今活躍しているうちのコの話をする前に、堀江しのぶの話をもうひとつ…。
彼女は私に大切なものを教えてくれたし、大切なものを残してくれました。
どんな仕事でもいやな顔をせず、けなげにがんばるその姿に、私自身励まされたし、もっといい仕事をさせてあげたい、ということが私の使命でもありました。
そんな彼女が、病気で亡くなったときは、私にとって人生最大のショックでした。当時ファンだった方々のショックも大きかったでしょう。私は彼女とずっと二人三脚でやってきましたから、その後は正直立ち直れないくらい落ち込みましたね。

私は顔に出てしまうタイプなので、彼女の入院中も、病気のことが悟られないように見舞いには行かず、「しのぶ、ドラマや映画の仕事がどんどん来てるぞ! 早く元気になっていっしょに仕事しような!」って電話でいつも励ましていました。
彼女自身もそのころ女優の仕事に意欲を燃やしいて、「今度はこんな役がやりたい!」って目を輝かせていました。
そんな彼女が、最後に息を引き取るとき、私の胸の中で、「社長…わたし、仕事がした…い…」と消え入るような声でささやきました。それが最後の言葉でした。

仕事に一生懸命でがんばってきた堀江しのぶが残したもの。それは何か…。それを受け止めて引き継ぐのが残された私の義務である、と心からそう思いました。
そうはいっても、実際には私の心は抜け殻のようになっていて…。仕事なんてとても手につきませんでしたよ。新人を育てる気力もわかない。堀江しのぶを超えるコはもう二度と出てこないんじゃないか、って思えて…ね。一時は事務所をたたむことさえ考えました。

でも、時がたつにつれ、彼女の最後の言葉はなんだったかって、思い返すことができて…。「仕事がしたい!」っていった言葉。これは私への遺言だと気づいたんです。いつまでも落ち込んでいては堀江しのぶに対して失礼じゃないか、って。彼女の思いを継いで、もっともっといい仕事をして、しのぶのようなタレントを育てていかなければいけない、と覚悟を決めました。彼女の死を無駄にしないためにも。
そんな彼女の死が今の私を、そしてイエローキャブの繁栄を、支えてくれているんです。後世に残るようなスターを育てたい!
今でもときどき、堀江しのぶを思い出しては襟を正しています。
# by yellowcab2004 | 2004-05-27 15:31
うちのコはぜったい裸にさせない!
イエローキャブは巨乳で売ってるんだから、裸になってもいいじゃないか、と思う人も多いんですよ。でも、私は「うちのコたちには、ヌードはさせない」というポリシーがあります。「いくらお金を積めば脱いでくれますか?」なんて、バカなことをいうヤツがいますが、私は「2億積んだって、うちのコは裸にさせないよ!」って怒鳴ってやるんです。

私も男ですから、男性誌のヌードグラビアは見ますよ。でも、ヌードになったコたちがその後、芸能界で活躍している、という噂を耳にすることはほとんどないでしょう。いったん裸になると、そのコによほどほかの魅力がない限り、第一線で活躍するのは難しい。彼女たちのもっと先のことを考えれば、はっきり言って、そのときにもらったお金の数十倍は稼げた可能性もあっただろうに。もったいないな、って思います。

たとえば、「あんたは裸で歩いているコを恋人にするかい?」って聞かれたら、どう答えますか? そんなコは恋人にはしたくないという人が多いはずです。あるいは、自分に娘がいたら、人前では裸にはさせたくない、と思いませんか。
いまやヘアヌードが出る時代であっても、ふつうの日本人にとって、裸というものに対するそういう意識は、ずっと変わらないと思いますよ。

グラビアの人気だって、見えそうで見えないという点で止めておくから、価値が下がらないんです。MEGUMIの胸はどんな形をしてるんだ?とか、あの手をどけたらどうなるんだ?とか、想像をかきたてるほうがずっとセクシーだと思うんですよ。
それに、大女優なら「この映画のために脱ぎました」ということがあるけど、うちのコのほとんどは女優として一本立ちもしてないのに、脱いだとしたら。次に出る映画でも裸を要求されてしまう。それで文句をいったら、「何、お高くとまってるんだ!」といわれるでしょう。

だからうちのコはどんなことがあっても、裸にはさせないんです。企業のスポンサーだって、「このコを使おう」となったとき、裸になったコは使わないでしょう。大きなスポンサーになればなるほど、過去にヌードになっていた! AVに出演していた!という時点で、まず判なんか押してくれるはずないですから。
タレントを大事に育てる!それが芸能界で長くやっていくマネージメントのコツなんです。
# by yellowcab2004 | 2004-05-24 18:17
うちのタレントは胸から上が顔だ!
私は巨乳にこだわり続けて…と最初にお話しましたが、正確にいえば巨乳にこだわっているんじゃなくて、雑誌のグラビアにこだわっているんです。つまり、写真へのこだわり。グラビアは目立たないとしょうがないでしょ。
うちのコは裸にしないから、「敵は裸だ。水着を着たままで、いかにして目をとめてもらうか」と考えたとき、やはりグラビアで目が止まるのは、かわいいか、胸がでかいか、なんです。堀江しのぶのころはまだヘアヌードもなかった時代でしたしね。

ただ、かわいいだけじゃ、インパクトが弱い。それに、かわいいだけのコなら、なにも水着になんかしないで勝負すればいいんです。そのかわり、水着にしないとなるとそれに代わる武器、演技力がすごいとか、歌唱力があるとか、目に見えない部分が必要となる。それを売りにするには、お客さんに知ってもらうまでに時間がかかるし、マネージメントするほうも、相当の信念がないとだめなんです。

その点、胸がでかければ、「おっと~、すげぇ!」って。男性なら絶対目が行くと思うんですよ。そのうえ、顔が素朴でかわいいな、って思わせる雰囲気があったら、覚えてもらうのも早い! ファンの心はまずそうやってつかむんです。
私の経験上、一番最初にグラビアをめくっていて手が止まるのは、まず胸のでかいコ! 次に顔を見て「あぁ、かわいいな!」となって、「誰なんだこのコ?」となりますからね。ようするに、わかりやすいのは顔と胸。だから、うちのタレントは「胸から上が顔だ!」といってます(笑)。

で、胸とセットで顔を覚えてもらったら、今度は胸のことを忘れてもらえるように、水着の仕事を少しずつ減らしていって、肌を見せなくてもいい仕事ができるように高めてやる。つまり、そのコのよさを別の面でどんどん出していく。それが私の仕事なんです。

グラビアは私が最初に営業したときに相手にしてくれたマーケットだから、大事にしたい。
そんなグラビアへのこだわりが、結果的に「巨乳にこだわっている」といわれるんですね。でも、そう思われているなら、それはそれでいいんです。お客さんが喜んでくれればいい。それが、イエローキャブの戦略なんですから。
# by yellowcab2004 | 2004-05-20 15:32




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